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NEWS
こんにちわ 和ごころ工房の松野です。
 
 
今回も車ネタで失礼します。
 
移動手段として便利な車ですが一歩間違えると一変凶器になってしまいます。
 
アクセルとブレーキを踏み間違えて人混みや店舗に突っ込んだ等のニュースを最近良く耳にします。
年齢を聴けば70~80歳前後の高齢者と言われる世代の暴走事故。
 
事故原因は・・・アクセルとブレーキを踏み間違える(。´・ω・)?
 
昔はそんな事故のニュース聞いた事がありませんでした。
 
一般的には前方不注意やハンドル操作を誤った、とかスピードの出し過ぎが事故原因のほとんどだったはずなのに・・・
 
高齢になると、そんなにも運転技術に自信が持てなくなるものか…
 
現在の自分的には有り得ないと思いつつも、明日は我が身か…
 
 
ふと考えてみれば近頃の車は、ほとんどがAT車でクラッチが存在しません。
 
 
自分が運転免許取得した頃には、AT限定免許など無かった時代で教習車は全てMT車でした。
逆にAT車に乗る機会が少なく、必要の無い左足でクラッチペダルを思わず踏んでしまい加速途中でブレーキを掛けてしまう・・・なんて事も(笑)。
 
そう、駐車場等でブレーキを踏むつもりが間違ってアクセルを踏んでしまった場合に、AT車は暴走してもMT車なら暴走する確率は低いでしょう。
 
その理由は、クラッチの有無です。

すなわちMT車の場合、停止する際には必ずブレーキとセットでクラッチも踏む(もしくはギアをニュートラルに入れます)。そうやって「動力を切り離して」いないと、繋いだまま停止したらエンストする為です。これはMT車を運転する人は、無意識に(感覚的に体が覚えている)必ずやっています。

従って停止の際にブレーキと間違ってアクセルを踏み込んでしまっても、クラッチを切るなりニュートラルに入れるなりして動力を切っているので、エンジンの空ぶかしになるだけで加速はしません。

それに対してオートマ車はDレンジもしくはRレンジで動力を繋いだまま停止します。そうやって停止してもエンストしないように出来ている為です。従って停止の際にNレンジまたはPレンジにしない限り、ブレーキと間違ってアクセルを踏み込むと暴走します。

最近問題視されている、駐車場での停止時に暴走して店舗に突っ込んだり、壁を突き破って転落したりという案件に関しての両車の違いは、基本的には上記の通りと思います。シフトレバーがH型(MT車)かタテ型(AT車)か等は、関係無いでしょう。

駐車場等に限らず、どんな状況でも、MT車は基本的に停止かもしくはそれに近いほど減速する際にはクラッチを切る行為がセットとなる為、ブレーキと間違ってアクセルを踏み間違えた際に暴走せずに事故を起こさないか、仮に起こしたとしても軽微で済む確率が高いと思います。

 
扱いが楽なAT車、現在販売されている車両のほとんどがAT車でしょう。
先々スポーツカー以外でMT車が復活する事はあるんだろうか?
などと考えていた矢先・・・
 
私事ですが、会社からこの度4駆の社用車を授かりました。
勿論AT車です(笑)
 
なので、それを機にそれまで乗っていた自家用快適装備満載な4駆のAT車から10数年振りに古い(1984年製)MT車に替えてしまいました。
 
快適装備はエアコンのみ(笑)
ハンドルは重いし、パワーウインドも無く手回し。
「今更なぜこんな車に手を出すのか?」とおっしゃる声が聴こえて来そうですが、走る曲がる停まるの基本動作は、AT車では味わえないダイレクト感でいっぱいです。
 
 

飽くまで個人的な見解として、MT車にすれば高齢者事故が無くなるとは思いませんが、MT車の存在とAT限定免許が見直されても良いのではないかと思うと同時に、若者の車離れを危惧する今日この頃です。

・・・っと、ついつい車の話ばかりで終わってしまうところでした(^^;)

つまり、何を言いたいかといいますと
「機能性の便利にとらわれすぎない」
これが重要です。

 
例えば当社のコンセプトハウスHAGUMIはパッシブデザインを取り入れており、エアコン設備にあまり頼らないで良いような設計になっております。
 
先人たちの知恵を暮らしにも活かしながら、快適に安全に暮らしていきたいものです。
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