2015.09.29
STAFF
失敗しないシンボルツリーの選び方
和ごころ工房では新築や増改築時に「シンボルツリー」について多くの相談をいただきます。
確かに、花の咲く木・実をつける木・葉や樹形に特徴のある木など見所や好みは様々で、その中から「我が家のシンボル」を決めるのは大変なことですよね。
和ごころ工房からは二つのことをお話しています。
ひとつ目は日当たりや風通しといった地域の環境をよく調べ、知ることです。
日当たりが良い地域では、紅葉を楽しめる木を選ぶようにすると、
夏には日陰を作り、冬には葉が落ちて日差しが差し込むため、
自然エネルギーを暮らしの中でも快適に利用できます。
しかし周りに建物など遮るものがあり、日陰やスペースが狭い場所に植える場合には、
耐陰性のある木、また生育スピードが遅い木を選ぶようにすると、
枯れることも少なく安心して育てられると思います。
ふたつ目は手入れ手間を掛けることができるかどうかです。
落ち葉拾いや剪定が面倒であれば常緑樹を、新芽や紅葉を楽しみたいなら落葉樹がおすすめです。
写真は施工現場M様邸の記念樹、キンモクセイです。
オレンジの花が咲き始め、甘くしっかりとした香りが職人を癒します。
キンモクセイは香りが強いので香料として使われたり、害虫への忌避作用があることでも有名です。